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Fiscal ​2016

アンカー 1

​​【2016年06月19日】研修:お小遣い教室

名古屋や豊田などでも「お小遣い教室」を開かれている、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の水野真里子さんを

講師にお呼びして、研修を実施しました。

内容は「お金の話」「お買い物体験」「お小遣いの紙芝居」の3部構成。
 

「お買い物体験」では実際に本物のお金と駄菓子を使って、売る側と買う側のロールプレイングも実施しました!

子どもも大人もみんなで、楽しみながら「お金」について勉強できました^^

アンカー 2

​​【2016年08月21日】プレぎふマーブルタウン(プレドリームマーブルタウン)

「まずはスタッフが感覚を掴めるように」と、プレぎふマーブルタウンを実施。45名の子ども達が参加してくれました!

 

元々30~50人を想定してたのですが、実際にやってみるともう少し参加者が多い方が良かったかな?という感じです。

それでも、片付けのときに参加者の子どもから「マーブルタウン大好きになったから来月も来るよ」と言ってもらえたのは、何よりの財産でした。

そしてマーブルタウンがやっぱり面白いのは、関わりだして4年目になる私でも「こんなこと初めて起きた!」という出来事にまだまだ出会えることです。

全部書くと長いので1つだけ紹介すると、今回は「稼ぐ銀行」が出現したのがとても衝撃でした。

マーブルタウンにおける銀行の大きな役割は「働いた子に給料を出して、その中から10%を税金として取ること」です。


給料を出しているとき、おそらく銀行員の子が気付いたんでしょうね。

「貰った給料を入れられる財布があると、お客さんも助かるんじゃないか?」と。

 

そして問屋さんで折り紙を買った彼女は早速、折り紙で財布を作って銀行で売っていました。
これの何が秀逸かと言うと、前述の通り給料は銀行で支払われるので、マーブルタウンに参加する子は全員必ず銀行へ来るんです。


しかも、給料を貰ったばかりなので全員マーブルも持ち合わせている。

需要と供給が完全にピッタリ一致している、ここまで美しい抱き合わせ商法ってなかなか無いんじゃないでしょうか。

(ちなみにマーブルタウンでは10分働くと10マーブルの給料が出て、税金で1マーブル取られます。

財布は10マーブルで売られていたのですが、10分だけ働いた子は税金のせいで絶妙に1マーブル足りなくなて買えなかったのが個人的にツボでした。本人が意図したのかは分かりませんが、「もう少し働こう!」となりそうな仕掛け?ですね。)

他にも、「作った新聞を皆の前で自分から発表して感想を集めていた記者さん」や、

「ツートップの国王が誕生」したり、

「永遠に逮捕され続けるしかない悲しい運命を背負ってた大学生」などなど、

楽しいエピソードが満載のプレ開催でした笑

アンカー 3

​​【2016年09月03日】スポンジチャンバラ大会

「スポンジチャンバラ大会」なるイベントを実施しました!

「スポンジ刀で相手の腕に付いているボール(命)を落とせば勝ち」というシンプルなルールですが、実際にやってみるとかなり楽しいです。

マーブルタウンでは走ると逮捕されるので、子ども達がエネルギーを発散できるような企画もやりたいなあと考えていた折に

メンバーさんが企画提案してくださり、また別のメンバーさんが刀と命(ボールとベルトはなんと自作‥!!)を用紙してくださって実現しました!

(本番でもチャンバラをやるので、そのお試しというのももちろん大きいですが)

 

子ども達はみんな夢中&本気で、一回一回のチーム決めでも毎回パワーバランスが同じぐらいになるよう「ああでもない」「こうでもない」と一生懸命に議論していました。

なんだったら、本筋のチャンバラと同じかそれ以上に議論時間があった気がするんですが、私はその「子ども達同士が自分達の頭で考えて、自分達で決めていた議論時間」こそが最も大事だったと感じています。

マーブルタウンもそうですが、「キッチリした運営」は私たちの目的ではないのです。
例えばルールも進行も全部、私たち大人側でキッチリ準備してしまえばもっと多く試合が出来たのは明らか。

でも子ども達が「もっとやりたかった!」と思ったときに、「じゃあどうすれば、限られた時間の中でもっとやれたんだろう??」と自分から自然にPDCAを回し始めて、更に自分からコミュニケーションを取りに行けるようになっていくことこそが、私たちが企画するイベントの意義なのではないかと思っています。

今回、初めましての保護者様も多くて、「いつか怒られるんじゃないか」と実は内心ビクビクしながら仕切らない運営をしてたんですが(笑)、
事前にメンバーさんがぎふマーブルタウンの趣旨を伝えてくださっていたそうで、全然怒られなかったどころか、むしろ
「子ども達があんなにいろいろ意見を言ってのびのびやるとは思わなかったし、それぞれの個性も見えて面白かった」という声までいただけて、私自身もものすごく嬉しくなりました。

マーブルタウンを始め、全国の「こどものまち」事業の多くはまだまだ保護者進入禁止(口出し手出しを防ぐため)となっています。
でも「子ども達の成長を見たい!」という想いはきっと、私たち企画運営側よりも遥に高いと感じているので、ぎふマーブルタウンではなんとか保護者様と子どもが一緒にやれるような仕組みを創っていきたいと感じます。

アンカー 4

​​【2016年09月18/19日】ぎふマーブルタウン2016(ドリームマーブルタウン2016)

「ぎふマーブルタウン2016」、団体を立ち上げて初の開催でしたが、

子どもの参加数が初日342人・2日目369人の合計711人(事前申し込みは267人)と大盛況に終わることができました!

スタッフが足りなかったり情報共有など様々な課題もありましたが、それらはまた次回に向けて糧にしていきたいと思います‥!


それはそれとして、今回も子ども達から驚かされることいっぱいのぎふマーブルタウンでした!

特に驚いたのは国王選挙。今回なんと国王に20名が立候補‥!最終的に演説をした人数は減ったものの、10名もの子ども達が「マーブルタウンをこんな国にしていきたい!」と皆の前で立派に演説してくれました。

選ばれた国王は税金を私的利用してしまう一面も見られたものの(笑)、「お店を出したくても出店料が足りない人達のために区画を買い取って開放したい!」と、国民のことをしっかり見て考えている一面もありました。

彼は用事があったのか途中で帰ってしまったのですが、本当に驚いたのはその後で、なんといつの間にか二度目の国王選挙が子ども達によって自主開催されていました‥!!

そもそも1回目の国王選挙自体、立候補者を集めるのもどんなことを演説するのか考えるのも子ども達がやっていて、司会進行もほとんど放送局の子がやっていたのですが、1日に2度の国王選挙が行われたのも、ゼロから全てを本当に子どもだけで自主的に開催されていたのも、私が知る限りマーブルタウンで初めてのことです。
(今回の2回目を除いて、毎回ある程度の進行は大人がやっています)

そしてもう一つだけ。

「集合写真を3時から撮るよー」と告知して子どもに集まってもらっていたんですが、撮影5分前に突然「のど自慢大会とダンス大会やります!」と放送が流れ、とても驚きました。(クオリティもものすごい高かったです笑)

思えばプレ開催のときも、最後の集合のときに新聞記者だった子が「発表します!!」と、記者として調べたことを突然発表してくれていたのですが、他の子どもが集まってくるまでの待ち時間さえも楽しませようというエンターテイナー気質の子が岐阜には多いのかな、と感じさせられたぎふマーブルタウン2016でした。

他にもスポンジチャンバラ大会を仕切ってくれたボスの話や、回を重ねるごとに進化していく財布の話など、多くの方が報告してくださるエピソードに感動するばかりです。

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